月70万PVウェブ制作会社が、検索エンジン対策で実施する、たった1つの施策
月70万PVウェブ制作会社「レスキューワーク株式会社」では、検索エンジン対策はほとんど実施していません。けれども、1つだけ、弊社で実施している、施策があります。
それは、問い合わせフォームを noindex とすることです。
<meta name="robots" content="noindex">
問い合わせフォームをnoindexにするメリット
メリットは2つあります。(他にもあるかもしれませんが、当社で重視しているのは以下の2つです)
- コンテンツの薄いページを検索エンジンに読ませないこと
- スパムメールを減らすこと
です。
コンテンツの薄いページを検索エンジンに読ませないこと
こちらはSEO対策で一般的に言われていることだと思いますが、コンテンツの薄いページ(独自の内容があまりないページ)をindexさせないほうが良いと言われているためです。
実際にどれくらいの効果があるのか、定量的な把握は行っておりません。
スパムメールを減らすこと
弊社では、こちらのメリットが大きいために実施しています。
問い合わせフォームからのスパムメール(一方的な営業メール)は、ウェブサイト運営の悩みの種です。captcha等の対策のためか、最近では人力で一方的な営業メールを送ってくることがあるようです。人力で送られてくると、captchaは役に立ちません。
人力でのスパムメールは、おそらくですが、問い合わせフォームは機械的に抽出していると思われます。そして、おそらく検索エンジンのデータを使っているのでは?と推測しています。
このため、弊社では問い合わせフォームを検索エンジンにインデックスさせないようにしました。その結果、スパムメールは¼程度に減少しました。
設定方法

弊社でよく利用している Concrete CMS の場合の設定方法です。
[ページ設定] に、sitemap.xmlから除く、ナビから除く、ページリストから除く、検索インデックスから除く、があります。これらを全部チェックしておきます。
- sitemap.xmlから除く - サイトマップ生成時に、このページを含めない
- ナビから除く - オートナビブロック(画面上部のメニュー等で使う)に、このページを含めない
- ページリストから除く - ページ一覧ブロックに、このページを含めない
- 検索インデックスから除く - noindexメタタグを出す
というものです。ナビから除く、ページリストから除く、は、Concrete CMS 内部のリンク生成規則なので、サイトの作りによってはチェックしないほうが良い場合もあります。
こうすることで、sitemapには問い合わせページを含めない、問い合わせページのメタタグでnoindex、が実現できました。