「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」という書籍があります。この書籍では、ビジネスで成功するための習慣が語られています。私も何年か前に読みました。全て実践できているわけではないのですけど。
ボードゲーム化
非常に有名な「7つの習慣」ですが、ボードゲームになりました。アマゾンなどで購入できます。
このゲームを体験する会が、ちょうど昨日3月16日の夜に開催されたので、参加してみました。
ルールを確かめつつ進める
主催の石榑さんも含め、今回の参加者が皆、初めて7つの習慣ゲームを行う、ということで、最初はルールを確認しながら進めました。「イベント」で何が起きるのかも分からないまま手探りで進めました。
このゲームでは、自分の手番外でもプレイヤー間の交渉が可能で、おそらくここが重要だと思われます。しかし、そこまでは踏み込めませんでした。
7つの習慣ゲームでは、何ターンか進むと、そこで終了となります。その時点で目標を達成できているかどうか、が勝負です。今回体験してみて感じたのは、個々のプレイヤーがバラバラに活動している、目標達成は難しいな、ということです。実際、2回目のプレイでは、「たくさん雇用して、自分で仕事を受注して、目標達成する」を狙った人がいたのですが、ターン数の制限で時間切れとなりました。ターン数は、プレイ人数により異なりますが、かなり短く設定されています。自分一人で頑張ると時間がかかる、人生が終わってしまう、というようなことなのかもしれません。他のプレイヤーと上手く協力関係を築くことが、このゲームで目標を達成するには重要そうです。
研修には良さそうだが
7つの習慣ゲームは、企業研修に役立ちそうなゲームです。7つの習慣を知識として知るだけでなく、実際に「公的成功」をゲームで体験できそうです。またゲーム内で他のプレイヤーと交渉するのも重要だと思われるので、この点も研修の価値がありそうです。
しかし、公式サイトの注意書きには、
※7つの習慣ボードゲームを研修・セミナー等で使うことはできませんので、ご注意ください。
という記載があります。このため、研修では、この7つの習慣ボードゲームを使ってはいけないようです。「認定セミナー」などを作る予定があるのかもしれませんね。
記事公開日: 2016年03月17日