グーグル認定ショップ登録プラグインを作成しました。
グーグル認定ショップとは
グーグル認定ショップとは、グーグルが定める審査基準をクリアしたショップのことです。パフォーマンス基準から基準をいくつか紹介します。
- 90日間で600件以上の注文がある
- 発送日順守率80%以上
- 購入者評価4.0以上(1から5の5段階評価)
のような基準が定められており、この基準をクリアしたものがグーグル認定ショップと判定されます。
グーグル認定ショップに登録するには
グーグル認定ショップに登録するには、アカウント登録した後、自分の運営されているショッピングサイトを以下の実装上の要件を満たすように構築する必要があります。
- サイトのすべてのページにJavaScriptコードを追加している
- ショッピングカートや購入手続きのページが別のドメインでホストされていない
- 第三者による購入手続きの歳には、ショップのドメインの注文完了ページにリダイレクトされる必要がある
- 注文完了ページは暗号化され、セキュリティで保護されている
- HTML5 DOCTYPE
JavaScriptコードは、ユーザーの購入行動をグーグルが把握するためのものです。サイト内のすべてのページで表示するバッジコードと、注文完了ページで表示する注文完了モジュールコードを埋め込む必要があります。
コードが正しく挿入されていれば、下記の画像のように「検証にパスしました」というメッセージが表示されます。
コードを挿入したら、実際にテスト購入を行います。私が試した時(2016年6月頃)は、Internet Explorer, FireFox, Chromeの3つのブラウザでテスト購入するように指示されていました。
グーグルによる適性評価期間
テスト購入が完了したら、グーグルによる適性評価期間に入ります。期間は30日以上です。この期間中に、グーグルの定める基準を満たしているかどうかを判定して、合否が通知されます。
合格すると、ショッピングサイトに認定バッジが表示されます。またグーグル検索結果でも、認定ショップであること、評価点数などが表示されます。SEO対策を頑張るよりも効果が大きいと思われます。
グーグル認定ショップ登録プラグイン
さて、グーグル認定ショップに登録するには、JavaScriptコードを挿入しなければなりません。このコードは、
といったコードを全ページに挿入します。また購入完了ページには、
といったコードを挿入します。
購入した商品の詳細情報をコードに入れなければならないため、テンプレートにタグを貼るだけ、とはいきません。変数のデータを出力するようにしなければなりません。
この作業を行ってくれるのが、グーグル認定ショッププラグインです。このプラグインを利用すると、ショップ運営者は、グーグル認定ショップのアカウントIDを入力するだけです。自分でJavaScriptのコードを書く必要がなくなります。
※グーグル認定ショッププラグインは、EC-CUBE2.13系対応です。EC-CUBE3系対応を希望される方は、お問い合わせよりご相談ください。
記事公開日: 2016年08月03日concrete5には、cssやJavaScriptを連結して表示する機能があ... 詳細はこちら