Wantedly とは
Wantedlyとは、企業と求職者を繋ぐマッチングサイトです。通常の求人サイトでは、給与などの条件を提示して求人することが多いですね。Wantedlyでは、この方法はとっていません。実際、給与をはじめ、待遇の記載はありません。
では企業はどうするのか、というと、企業が行っていることを紹介します。事業内容だけでなく、どんな風に仕事を行っているのか、社会貢献活動は行っているのか、などを記載していきます。
弊社での活用
弊社では、人材募集の媒体の一つとして、Wantedlyを使っています。
- 事業内容: 食品・食品加工品を扱う業者向けのインターネット活用サポート
- どんな風に: 企画から運営まで関わる。ネット販売だけでなく、試食会などオフラインイベントも開催する
- 社会貢献活動: システム開発の成果物のうち、汎用性のあるものをアドオンとしてconcrete5.orgで公開する
といったことを行っております。
活用ポイント
現時点では弊社の体験の範囲での経験談ですが、Wantedlyを活用するには、以下のような点が大事だとおもわれます。
- ウェブサイトをしっかり運営する
- ソーシャルネットワークの活用
- マーケティング視点
以下、順に見ていきます。
ウェブサイトをしっかり運営する
弊社で面談したときに、応募者に聞いたところ、会社のウェブサイトも確認してきた、という方が多かったです。もし、自社のウェブサイトの情報が古かったら、応募してこなかったかもしれません。なので、Wantedlyに掲載する場合には、自社のウェブサイトもしっかり運営しておかなくてはなりません。
ソーシャルネットワークの活用
Wantedlyの募集管理画面では、ページビューとfacebookシェアの記録を見ることができます。シェアされた当日・翌日あたりは閲覧数が増えます。facebookで友人などにシェアしてもらうこと、シェアしてくれる友人を持つこと、というのも大事になってきます。
マーケティング視点を持つ
求人募集というのは、多くの人に見てもらえればよい、というものではありません。自社がほしい人材に応募・就職してもらうことがゴールです。集客のためにSEOに走る、とかしても効果は上がらないと思われます。弊社では、上の募集を見てもらうと分かるように、ペルソナを考えて求人募集を作成しています。このような取り組みをすることで、自社にマッチする人材の応募が得やすい、と考えています。
Wantedlyが向く会社
ウェブ制作会社やウェブサービス運営会社は、Wantedlyでの求人が凄くマッチしそうです。ウェブサイト・ソーシャルネットワーク・マーケティングは得意でしょうし、自社の業務成果をネット上で見せれますから。その他の企業でも、何かしら特化したものを持っている場合は、Wantedlyを活用できるポテンシャルはあると思われます。ただ、自社内でWantedlyを使いこなせるか、という問題はあるかもしれません。
記事公開日: 2016年03月28日