ホームページでネットショップを作るときには、いろいろな方法があります。
- ネットショップ構築サービスの利用(BASEやカラーミーなど)
- 自社ホームページへのネットショップ機能追加(WordPress+WooCommerce, concrete5+Bitter Shop Systemなど)
- ネットショップ構築システムの利用(EC-CUBEやMagentoなど)
それぞれにメリットデメリットがありますが、今回は、ユーザー数の多いWordPressをベースに、WooCommerceプラグインを使う、というケースで、仮想通貨NEM決済を導入してみます。
前提条件
WordPressとWooCommerceは導入済み、という想定です。
仮想通貨決済API
Quicknemを使用します。(Quicknemには住所入力フォームがありますが、WooCommerceの入力フォームを使用するため、今回は決済部分のみQuicknemを使用します。)
Quicknemへの登録
NEM決済APIサービスのQuicknemに登録します。
※NEMアドレスが必要なので、事前に作成しておきます。
WooCommerceで使用する場合は、システム連携のため、URL設定を下記のようにします。
- 決済完了時に移動するページのURL
サイトのURL/wc-api/success - 決済取消時に移動するページのURL
サイトのURL/wc-api/cancel

WooCommerceの設定
Quicknem for WooCommerceプラグインを導入すると、WooCommerceの決済設定画面に、Quicknemが追加されます。
URLは、https://quicknem.com/v1 と指定してください。
Descriptionは、購入者が支払い方法を選ぶときに表示されるメッセージです。
ユーザーIDとAPI KEYは、Quicknemのものを書き込みしてください。(Quicknemのプロフィール編集画面でユーザーID、API KEYを確認できます。)
これらの設定項目に記入して保存すると、WooCommerceの設定は完了です。

