WordCamp Kyoto に参加しました。

WordCamp Kyoto に参加しました。京都市左京区にある京都大学で開催されました。当日朝に愛知県から移動して参加しました。一番印象的だったセッションについて書きます。セッションのレポートではなくて、セッションを聴いて、私が考えたことを書きます。

CMSとデータ管理

CMSはページ(html)を生成することができます。しかし、htmlでの表示は、データ(コンテンツ)の表示形式の1つでしかありません。しかし、データ自体は、htmlに限らず、様々な形式で出力できることが好ましいでしょう。ホームページ(ブラウザで閲覧)であれば、htmlで構いませんが、他の形式にも対応していると、応用範囲が広くなります。すぐ思いつくだけでも、

  • ホームページと店頭のデジタルサイネージを同時に更新する
  • 商品一覧をPDFに出力し、パンフレットを作る
  • iPhone/androidアプリにデータを送る

など、いろいろあります。

データを構造的に管理する

様々な形式で管理するためには、データを構造的に管理しておかないと大変です。もし、保存されているデータが

<table><tr><td>書名</td><td>WordPressユーザーのためのPHP入門</td></tr>
<tr><td>著者</td><td>水野史土</td></tr>
<tr><td>出版社</td><td>エムディーエヌコーポレーション</td></tr>
<tr><td>価格</td><td>2400円(税込2592円)</td></tr></table>
<table><tr><td>書名</td><td>...</td></tr>
<tr><td>著者</td><td>...</td></tr>
<tr><td>出版社</td><td>...</td></tr>
<tr><td>価格</td><td>...</td></tr></table>

だったら、html表示には良いかもしれませんが、他の形式に変換するときに大変です。CMSにデータを入力するときに、本文にベタッと書いた場合に、こんな感じになります。

そうではなくて、

  • データを保存する時には、書名、著者、出版社、価格をきちんと分けて保存する
  • htmlタグは、データそのものではないので、分ける(一緒に保存しない)

としておけば、データを様々な方法に活用できます。

htmlタグは表示するときに出力する、という形です。htmlの出力はCMSがやる必要はなく、フロント側の仕組みはCMS(データ管理)とは別で管理しても良いわけです。今後のCMSの開発の流れとしては、この方向性は重要だろうな、と思います。

後方互換性

Drupalでは、後方互換性は維持しない方針だそうです。WordPressが後方互換性を重視しているのとは反対ですね。なので、Drupal7->Drupal8、は簡単にはアップデートできないらしいです。

これは良し悪しで、WordPressの場合は、アップデートで困ることはないですが、古いコード(メンテナンスしにくいコスト)が残りやすい、という問題もあります。コーディング規約が新しくなっているのに、それに対応していないコードなどです。コアの方針を知った上で、どこを妥協するか、ということになると思います。

システム上のアップデートが大変でも良いのですが、データ(コンテンツ)はスムーズに移行できるといいですね。csvダウンロード機能ぐらいなら自作したことありますが、データ形式が統一されればいいですね。個人的にはxmlが好みですね。この辺は、どのCMSでも、相互にデータの出し入れができるようになると嬉しいです。そのためにはCMS同士の交流が活発になると良さそうです。

記事公開日: 2017年06月26日
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