ブログで月500万円稼げるようになるまでの全記録。 (イケハヤ書房)
読んだきっかけ
SNSで流れてきたので、「ブログで月500万円稼げるようになるまでの全記録。 (イケハヤ書房)
」を読みました。イケダハヤトさんが、ブログを収益化した4年間の軌跡を書いています。
期待した内容と実際
4年間の記録
ブログ収入の4年間の記録が記載されています。アフィリエイト広告だけでなく、書籍執筆、講演、有料メルマガ、有料サロン、KDP、noteなども含めた金額ですが、実際に月500万円超えたそうです。厳密には全てがブログ収入とはいえないかもしれませんが、ブログからこれだけの金額を生み出したのは純粋に凄いと思います。
たくさん記事を書く
「1日10本書け」といったアドバイス(?)が載っています。こういった上から目線っぽい部分が目に付くこともあり、イケダハヤトさんは結構批判されることが多いです。しかし、記事をたくさん書くことについては、彼はかなりの才能を持っているのではと思います。
書くことに関しては、私も人よりはたくさん書いていると思います。アフィリエイトに熱心だった時期には、10ページ近く書いた日もあります。ただ「1日10本」を毎日とまではいきませんでした。アフィリエイトが30ページぐらいだとすると、最短で一週間で作り上げる、ぐらいのペースでした。
アフィリエイトは難しい
収入の内訳を見る限り、アフィリエイトは結構大変そうですね。アフィリエイトは、成功報酬型の営業代行、みたいなものですから、ビジネスモデルとしては真っ当だと思います。しかし、書籍でも触れられていますが、ストック収入になりにくい、という点がネックのようです。継続報酬アフィリエイトシステム(弊社で開発してEC-CUBE上で実行するソフトウェア)を導入しているウェブサイトを宣伝するのであれば良いですけど、そうでないと、アフィリエイターは労多くして実り少ない、という状況に陥りやすいです。アフィリエイターに報いるためにも、継続報酬アフィリエイトは多くのウェブサイトで導入してほしいですね。
予想外の収穫
反省のコメント
500万円も稼ぐのですから、「俺って凄いねー」みたいな内容ばかりかと思っていました。しかし、過去を振り返って反省しているコメントが結構ありました。
イケダハヤトさん自身は、「自分の動きが遅い」と振り返っています。外野からは、「いろんなことにどんどん手を出す、フットワークの軽いブロガーだな」という印象だったのですが、「有料サロンをもっと早く始めていれば」といった反省をしていました。その反省か、noteにはかなり良いタイミングで参入できたらしいです。
読んだ後の行動
イケダハヤトさんはあまり意識していなかったかもしれないですが、収入の多角化は重要だな、と思いました。アフィリエイトブログはどうしても外的要因(検索エンジンの表示順位、広告主の意向、など)に左右されてしまいます。そのようなときに、いくつか収入源があれば、乗り越えられるのでは、と思います。これは会社の経営でもおそらく当てはまるのではないか、と思います。今年は弊社も収入の柱をいくつか作りたいと考えています。
書評記事著者: 水野史土
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