コミックQ&A 色弱の子どもがわかる本

読んだきっかけ

人にやさしい色づかいの展示(11月23日~27日メニコンANNEX)で紹介されていた書籍なので、「コミックQ&A 色弱の子どもがわかる本」を購入しました。

期待した内容と実際

漫画形式

色弱の人の見え方が、漫画形式で描かれています。「ピンク色と水色とグレーの区別がつけにくい」など、3色覚の人には想像しにくいことも記載されています。しかし、色弱は目が悪いわけではありません。色弱のほうが役立つこともあります。たとえば「昆虫採集」で、色弱の子供のほうが、明暗の違いに敏感なことが多く、虫取りが得意だ、という話も書かれています。

カラー漫画で描かれているので、色覚についてこれから知ろうとする人にちょうど良いように思います。

日常を題材に

たとえば、「ピンク色と水色とグレーの区別がつけにくい」話は、靴を選ぶ、というストーリーで描かれています。単に色弱の人が見分けにくい組み合わせを掲載するだけでなく、日常で、どういったときに、関係するか、ということが分かります。

予想外の収穫

できることから変えていく

カラーユニバーサルデザインでないものをカラーユニバーサルデザインに変更していくのは大変なことです。時間もお金もかかります。

しかし、この本は現状を嘆く本ではありません。子どもの持ち物に目印になるもの(ストラップやキーホルダーなど)を付ける、絵の具パレットに色名を書いておく、など、まわりの大人が少し気遣ってあげれば実現できることが書かれています。

色弱の子どもを持つ親だけでなく、保育園の先生、小学校の先生など、子どもと接することが多い方が読むと、役立つことが多いと思います。

読んだ後の行動

弊社では、会社の地図をカラーユニバーサルデザインにするなど、一定の配慮を行っています。しかし、全てのホームページ制作会社・システム開発会社が配慮しているわけではないようです。

カラーユニバーサルデザインは、ウェブアクセシビリティの一項目でもあるので、今後はウェブ系・コンピュータ系の方にも広めていきたいと思います。

書評記事著者: 水野史土

  • 食品通販サイト運営代行
  • BMI22エンジニア

主な著書

  • WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。
  • 徹底攻略 PHP5技術者認定[上級]試験問題集
本の種類
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