「ダンナ様はFBI」

読んだきっかけ

アマゾンキンドルの読み放題サービスで利用できる、ということで、ダンナ様はFBIを読んでみました。この本の他にも、国際結婚を題材にした書籍はいくつかあるので、そんな感じの本かな、と軽い気持ちで読み始めました。

期待した内容と実際

私生活でも常に警戒

FBI(連邦捜査局)で働いていた夫は安全に非常に注意を払っていました。住居を決めるときに住人や近所の様子を何時間も見ていたり、鍵を強固なものにしたり、郵便物は全てシュレッダーして捨てたり、電話に出るときは自分から名乗らない、など。印象的だったのは、「飲食店などでトイレに入るときに、必ず複数回ノックする、ドアを少し開けて中を確認してから入る」を徹底していたことです。自分だけでなく妻にもそうするように命じていました。FBIであれば、勤務中はもちろんでしょうけど、私生活でも、命を狙われる危険があるのでしょう。凄く大変だと思いました。本人は自分でその仕事を選択した時点で覚悟できているのでしょうけど、家族はこれは大変ですね。

日本が好き

夫は日本人の妻を選びました。なので、日本についても、きっと好きなのだろうと予想していました。実際そうでした。自宅を畳にしたり、障子を持込みするなど、私の想像以上に日本好きでしたけど。FBIでの勤務経験から、今(本の中の今なので、何年か前だと思います)は安全かもしれないが将来の日本は危険になる、と話していた箇所も印象的でした。その夫でも、地下鉄サリン事件には衝撃を受けた、という話もありました。



予想外の収穫

妻の服装を指南する

夫はFBIでプロファイリングを学んでいました。プロファイリングが専門ではなかったらしいですが。その観点から、フリーランスとして働く妻の服装について指南しています。

といっても、ファッションセンスの話ではありません。ビジネスパーソンとしての服装についてです。ここは凄く面白かったですし、多くの人に役立つ内容だと思います。なので実際に書籍を読んでもらいたいのですが、要点をひとことでいうと、「生活感を感じさせる服装にしない」というものです。

妻が仕事に行くときに、夫が近くまでエスコートして、喫茶店で待つ、という話がありました。そのときに夫もきちんとスーツ姿でいました。「もし、妻の身に何かあって、私(夫)を呼びに来たときに、私がみすぼらしい格好ではいけない」ということらしいです。

初対面の人と、出会って最初の1分間

FBIでは、先入観を持ってしまうことを避けるために、初対面の人との接し方もトレーニングを受けるそうです。最初の1分間は相手に尊敬を伝える時間、だそうです。この部分は夫が苦手だったらしく、記述も少なめです。具体的な方法までは書いてないものの、この考え方は凄く良いと思いました。

読んだ後の行動

服装について、凄くためになったので、今後は実践したいと思います。普段はラフな格好が多いのですが、顧客の訪問時にはスーツなどの服装にします。また最初の1分間を特に大事にします。

また、タイトルだけで書籍を判断すると、中身を勘違いしてしまうことが分かりました。書店であれば少し立ち読みする、ネット書店であればためし読み部分を読む、などして、書籍を判断していきます。

書評記事著者: 水野史土

  • ビジネスを加速するウェブサービス「マイ見積」運営
  • BMI22エンジニア

主な著書

  • WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。[第2版]
  • 徹底攻略 PHP5技術者認定[上級]試験問題集
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