弁護士ドットコム

読んだきっかけ

世の中には多くのポータルサイトがありますが、元榮太一郎さんが、弁護士ドットコムという書籍を執筆されたので、買ってみました。弁護士ドットコムは、10年以上続いているウェブサービスです。レスキューワーク株式会社は、名古屋セミナーポータルの運営に関わっているので、ウェブサービス運営の大先輩の書籍なので興味を持ちました。

期待した内容と実際

ウェブサービスの立ち上げから、軌道にのり、収益が安定するまでの道のりが詳しく書かれていました。弊社はウェブサービス運営を基幹業務にしているので、この点は非常に有益でした。

ポイント制度など、利用者が利用したくなる仕掛けはやはり重要ですね。名古屋セミナーポータルに、まだまだ足りない部分です。現在計画中のウェブサービスではゲーミフィケーションを活用しようと考えています。

2016年3月時点での弁護士ドットコムの登録弁護士は約1万人です。日本弁護士連合会の統計情報によると、2015年の弁護士の人数は36,415人ですから、弁護士の約30%が登録する、という巨大なサイトになっています。ここまで大きくした道のりを知れたのは素晴らしいですね。(おそらく元榮さんは30%ではなく100%を狙っているのだとは思いますが、30%まで行けば大成功といえるのではないでしょうか。)

予想外の収穫

外から見ているだけだと、弁護士ドットコムは順風満帆のように見えたのですが、実はそうでなかったようです。当初はかなりの赤字だったらしいです。元榮さんがエンジニアではなく、給与を払ってシステム構築・運用をお願いしていた、というのも理由かもしれません。(もちろん、自分がエンジニアでも、自分への給与をしっかり払えば、会社としては赤字、というのは十分有りえます。)赤字が年間3千万円だったこともあるそうで、よく持ちこたえたなあ、と驚きました。

ウェブサービスが朝日新聞・読売新聞に掲載された、という話もありました。ウェブサービスであっても、ウェブ以外の媒体での露出は大きいようです。たしかに自分も思い起こせば、新聞記事で弁護士ドットコムを知ったような気がします。

正面玄関以外のアクセス方法、も興味深かったです。携帯での月額課金の許可を取るため、また、ヤフーニュースの情報元になるために取った戦略として書かれていました。私は正面玄関から突入して直談判するのが好きですし、その方法で上手くいったこともあります。もちろん上手くいかなかったこともあります。こういった方法も有効だ、と知れたのは良かったです。

人を巻き込むのも上手いですね。自分から頭を下げて教えてもらいにいったらしいです。ここは見習わなければと思います。

読んだ後の行動

周りの人をうまく巻き込んでビジネスを加速させていきます。名古屋セミナーポータルは、幸いにもスタート時から様々な方の協力が得られました。現在計画中のビジネスでも、周りの人とうまく協業できるようにしていきます。

関連する読書記録

書評記事著者: 水野史土

  • ビジネスを加速するウェブサービス「マイ見積」運営
  • BMI22エンジニア

主な著書

  • WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。[第2版]
  • 徹底攻略 PHP5技術者認定[上級]試験問題集