糖質制限の真実 日本人を救う革命的食事法ロカボのすべて

読んだきっかけ

弊社で、低糖質キッチン ボーノドーノ様のインターネット上での販売とマーケティングをお手伝いすることになったため、糖質制限について知るために「糖質制限の真実 日本人を救う革命的食事法ロカボのすべて (幻冬舎新書)」を読みました。

期待した内容と実際

血糖値についての知見が得られます。血糖値が上昇したり下降したり、を繰り返したとき、細胞がどうなるか、写真つきで説明されています。脳の機能にも影響があるらしいです。

また、欧米人と日本人の違いが記載されていました。欧米人はインスリンを作る力が大きい方が多く、糖尿病になる患者は太りすぎであることが多いそうです。その結果、糖尿病への食事療法としては、「摂取カロリーを制限する」が行われていたそうです。一方、日本人は、インスリンを作る力が小さい方がかなりの割合でいるようです。このような方は、肥満でなくても糖尿病になることがあります。この場合には、「摂取カロリー制限」が必ずしも最良の策ではないようです。


予想外の収穫

エビデンスについての説明がありました。エビデンスの確からしさの順位など、初めて知った内容でした。確からしさが高い順に、

  • 無作為比較試験
  • 観察研究
  • 症例対照研究
  • 症例報告

だそうです。無作為比較試験は、「被験者を2グループに分けて、効果を調べたい治療法以外は同じ条件で、差を比べる」というものです。観察研究は、「病気の原因に近づいたグループと近づかなかったグループを比較する」というものです。観察研究は、10年単位での比較ができるなどのメリットがありますが、思い込みなどで根本的な要因を見逃す可能性があります。無作為比較試験は、厳密にコントロールできる期間内でのデータにはなりますが、治療法と結果の間の関係を確定することができます。

また、本書で提案されている「ゆるやかな糖質制限」が比較的実行しやすいのが嬉しいですね。たとえ優れた食事療法であっても、実行しにくいのであれば、絵に描いた餅ですから。その点、「ゆるやかな糖質制限」は、主食を控えたり、低糖質のパンにしたり、というだけで実行できます。

読んだ後の行動

「ゆるやかな糖質制限」は実践しやすいです。ボーノドーノ様のパンを食事に取り入れるだけですので、理想体重を維持するために続けたいと思います。

また、炭水化物を取らない食事法への批判が含まれている「私たちは今でも進化しているのか? 」も読んでおきたいと思います。

本の種類
関連する読書記録

書評記事著者: 水野史土

  • ビジネスを加速するウェブサービス「マイ見積」運営
  • BMI22エンジニア

主な著書

  • WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。[第2版]
  • 徹底攻略 PHP5技術者認定[上級]試験問題集