むだ死にしない技術

読んだきっかけ

何日か前に、「人工透析が必要なのは自己責任」といった趣旨のブログ記事を読みました。記事の主張そのものは同意しがたいですが、病気にならないよう、日々の生活に気を配ることは大切だと考えさせられました。そこで、予防医学について知るために「むだ死にしない技術」(堀江貴文著)を読みました。

期待した内容と実際

むだ死にとは

この本では、予防できた病気で病気になってしまうこと、(もっと長生きできたはずなのに)早死にすること、死期は早まらなくてもQOL(生活の質)が下がること、などをまとめて「むだ死に」と呼んでいます。書籍タイトルにもなっていて目を引くようにしたのは、ホリエモンか、それとも編集者か分かりませんが、売れそうな方法だと思いました。

胃がんとピロリ菌

胃がんの99%はヘリコバクターピロリ菌が原因らしいです。検査を受け、ピロリ菌が確認されたら、除去することで、胃がんに罹る可能性を大きく低減できます。しかしながら、検査する人は10%ぐらいだそうです。

検査費用は、保険適用で5000円ぐらいと、かなりリーズナブルです。ピロリ菌検査キットもあるようです。

生命保険よりも検診を受ける

生命保険や医療保険に入るくらいなら、検査や人間ドックを推奨しています。ピロリ菌にしても、そこまで高い費用ではないですから、この考え方には納得できますね。生命保険や医療保険=病気になったあとの対処、ですから、病気になる前にお金をかける、という方針はすごく賛同できます。

健康保険だけでは支払いが不安だから民間の医療保険に入る、という方もおられるでしょう。その場合は、最低でも高額療養費制度は調べてから、民間の医療保険を検討していただければと思います。

予想外の収穫

歯周病

堀江さんは、歯医者にも定期的に通っているそうです。歯周病と糖尿病もかかわりがあるらしいです。芸能人でなくても歯は大事のようです。今まで知らなかったので、今後は歯を磨くとともに、定期的に歯医者に行くようにします。

海外では、歯石除去などを受けられるかわりに、虫歯治療は自費、という国もあるようです。実際に医療費削減効果がどれくらいあったのかまでは書かれていませんでしたが、このような予防に重点を置く制度は良いな、と思います。

レーシック

レーシックとは、目の表面にある角膜を、レーザーで削ることにより、視力を改善する手術のことをいいます。堀江さんもレーシックを受けたそうです。受けたことで、「ものが見えないストレス」から開放されたそうです。費用としては20~30万ぐらいかかるようですが、メガネを生涯使うことに比べて、長い目で見ればトクかもしれませんね。

読んだ後の行動

普段から歩くように心がけていますし、食事も糖質とり過ぎないようにしています。ただ人間ドックはまだ考えていませんでした。この本を読んだことを良いきっかけとして、次回の健康診断では人間ドックコースを選択しようと思います。

書評記事著者: 水野史土

  • 食品通販サイト運営代行
  • BMI22エンジニア

主な著書

  • WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。
  • 徹底攻略 PHP5技術者認定[上級]試験問題集
本の種類
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