「超常現象」を本気で科学する

読んだきっかけ

賃貸物件を探していて、事故物件のことが気になったので、「「超常現象」を本気で科学する(新潮新書) 」を読んでみました。

期待した内容と実際

不思議な体験について、そういった体験が起こる仕組みが解説されています。

  • 幽霊を見る
  • 金縛りになる
  • 幽体離脱する

これらは、脳科学・認知心理学の観点から、そういった感じを受けるのは何故か、ということがある程度分かっています。もちろん、「幽霊のように見える」メカニズムがあるからといって、「幽霊は存在しない。すべての幽霊は幻想だ」とは決められないですが。

ESP(extra sensory perception:超感覚的知覚)についても記載がありました。5つのシンボルから選ぶ、という課題で、当てずっぽうなら20%の正答率ですが、22%ぐらいの正答率になるそうです。差はごくわずかですが、統計的には有意だそうです。夢テレパシー実験やガンツフェルト実験などの他の実験でも、差はごくわずかですが、偶然よりは良い成績のことが多いようです。

予想外の収穫

「物理的に存在するか否か」ではなく、「意味があるか否か」という観点で考えよう、という視点がありました。

幽霊が意味があると考えられるケースとしては、

  • 他の人が見ていない状態でも、「精霊が見ている」と思うことにより、ズル(ゲームでルール違反する)が少なくなる

という例が挙げられていました。

「幽霊が存在するか否か」だと、水掛け論に終始する可能性がありますから、「意味があるか否か」という視点はいいですね。議論するときに、こういった視点を持っていると建設的になるケースが結構ありそうです。

超常現象に対して肯定的な人も、否定的な人も、読んでみると良さそうに思います。

読んだ後の行動

自分が理解し難い現象について物怖じしないこと、判断基準に「意味があるか否か」のような基準を持つこと、この2つは実践していきたいです。

本の種類
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書評記事著者: 水野史土

  • 食品通販サイト運営代行
  • BMI22エンジニア

主な著書

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